一周年のご挨拶

金継ぎ教室を開催して今月で一周年を迎えることができました。

昨年6月の生徒数は1名から始まりました。
それからは徐々に増えて今ではたくさんの方が金継ぎを学んでいます。たくさんの出会いとご縁、素晴らしい作品にも恵まれました。

日々学びであり精進して年を重ねていきたいと思います。
これからも金継ぎ教室【蓮工房】をよろしくお願いいたします。

外宮参道プロジェクトに参加

伊勢志摩の伝統工芸などについての思いや営みに焦点を当てた外宮参道プロジェクト(とぶさたてPROJECT)に加えていただき、YouTubeで出演をする運びとなりました。
ページ内のYouTubeのアイコンからご覧ください。

情報誌へ掲載

月刊 simple 2024年2月号【手仕事の情景】のコーナーに『金継ぎ』が掲載されました。






三重を刺激する大人のローカル誌『NAGI』vol.94に掲載されました。
文化財の仕事から金継ぎ教室を開いた経緯が綴られています。
『simple』2月号
『NAGI』vol.94  

あなたの大切な器を繕うお手伝いをいたします

明和町役場 斎宮跡・文化観光課で、町内で発掘された土器を復元する仕事に従事して約10年になります。

明和町は、古くは石器時代からの遺跡や古墳が点在し、平安時代に最も栄華を誇った斎宮跡に代表される歴史の町です。縄文時代から江戸時代にかけての器や遺物が今もなお数多く発掘されています。

今の仕事のスキルアップと伝統的な修復技法への興味から、愛知県在住の漆芸家、浅井啓介先生から漆を扱った金継ぎや漆芸を習いました。
浅井先生の教えのひとつに「古来からのやり方には意味がありその技術を身に着けると全てにおいて応用が効く」というものでした。

私はあえて先生から教わった伝統技法で金継ぎを皆さんに伝えていきたい、金継ぎ教室を通してモノを大切にする気持ちの大切さを伝えつつ器の個性を大切にした繕いをしていきたいと考えています。
                              前田 弘恵

ページの先頭へ